歯科訪問診療業務をクラウド化するメリット(Ⅰ)

通信環境があれば「いつでも、どこでも」

人間にとって欠かせない水のように、クラウドサービスでは通信環境は欠かせません。というより、もし通信環境がなければサービスも、端末も無用の長物です。

通信環境によりインターネット接続が可能となり、それでクラウドサービスを使用する環境が整うことになります。まず始めにインターネット接続にはいくつかの方法があります。
※ご存知の方は読み飛ばして下さい。

  • Wi-Fi
  • モバイルルーター
  • テザリング
  • 3G、4G(LTE)回線
    ※各方法の解説は割愛します。

ネット接続が出来れば、次は端末です。本来は端末選びとネット回線の環境選びは同時に行います。タブレットやスマートフォン、モバイルルーター、一部PCにはSIMカードを差し込むことが出来ますが、その際機種によって標準SIMカード、マイクロSIMカード、ナノSIMカードに分かれます。

端末選びも重要です。使いなれた端末であれば操作に慣れているので、使う画面は異なるものの、ハードウェアの操作で戸惑うことや緊急時の対処方法を熟知していれば、大きなトラブルに発展することもありません。

現状の電子カルテやレセプトコンピュータは記録、レセプト、会計業務に特化しており、またレントゲンなどの院内イントラネット上でデータ連動している為に、外部から医院の必要な情報にアクセスすることは出来ません。
しかし訪問診療業務となると院外にて業務を行う為、当然のことながら現場からアクセスして、患者に関しての確認や記録を行いたいというニーズがあります。そうした現場ニーズに応えるのがhome.dental™です。